浦安で顕微鏡歯科を行う坂田歯科医院の、 顕微鏡歯科で行える治療のご案内です

高倍率で虫歯を見ながら治療を行える顕微鏡治療は、最少の削る量で治療できるメリットがあります。
削った穴を段差（ギャップ）なく確実に封鎖することは、治療部位の虫歯の再発予防にとても大切なことです。削った穴を詰める際も高倍率で処置を行うことで、肉眼では分からないような、わずかな段差もきれいに詰めることができます。

さらに最近では、虫歯を詰める材料も進歩しております。
接着歯科治療のコンポジットレジン（歯と同じ白い詰め物）を使用することにより、1回の治療での完治も可能です。

顕微鏡治療が一番活躍する治療といっても過言ではありません。近年、根管治療（歯の神経治療）は劇的な進歩を遂げました。それは、ニッケルチタンファイルと歯科用マイクロスコープの登場によるものと言われています。
従来、根管治療歯はレントゲン写真を見ながら歯の内部をイメージし、手探りで行っていました。
しかし、歯科用マイクロスコープを使用した顕微鏡治療を行うことによって、歯の内部を拡大視して見ながら根管治療が可能になりました。
アメリカでは1998年に、歯根治療の専門医にはマイクロスコープの使用が義務づけられています。

審美歯科は、美しさと共に精度が問われる治療です。適切な審美歯科治療の達成には、30～40ミクロン以下の精度が求められます。
しかし、肉眼に頼った従来の歯科治療では限界がありました。
しかし、歯科用マイクロスコープを使用した顕微鏡治療では、数ミクロン単位での高精度の歯科治療が可能になります。
そのため、審美歯科先進国のアメリカでは、マイクロスコープは卒後研修医にとって必須機器になっております。

マイクロサージェリーとは、マイクロスコープで確認しながら行う、非常に微細な部分の外科手術のことです。
このマイクロサージェリーはすでに、脳外科や心臓外科など、精度を求められる外科手術では行われています。髪の毛よりも細い糸で傷口の縫合を行うことにより、術後の痛みや不快感をおさえることができます。
根面被覆術（歯ぐきが下がって露出してしまった歯の根元を覆う手術のこと）の成功率は、歯科用マイクロスコープを使用したマイクロサージェリーでは99％以上で、肉眼で行われる従来の手術の成功率を上回ります。

歯科用マイクロスコープをもちいた顕微鏡治療は、インプラント治療においても近年その有効性が認められています。従来は外科的侵襲の大きかった上顎洞のインプラント手術（サイナスリフト）も、顕微鏡治療で行うことにより最少の侵襲で行うことができます。また、術後の腫れや痛みを抑える、傷口の治りが従来の手術よりも早いなどのメリットをもっています。
とくに審美性が重要な前歯のインプラント治療には、顕微鏡歯科治療は有効な方法です。