歯周炎は、進行とともに歯を支える周囲の骨を破壊していきます。
重度な歯周炎に置かされた歯を保存できるか否かの判断のひとつは、歯を支える残りの周囲の骨があるかどうかにかかってきます。
従来のⅩ線写真では、平面的で重なった画像であるために、歯周組織検査による歯周ポケットの深さを参考にして複雑な骨吸収の形態を「予測」しながら診断をして治療を行ってきました。
骨欠損の状態を三次元的に診断することが可能となれば、審査・診断の精度も向上し、的確な治療方法を選択することができます。
CT撮影によって三次元的に歯周骨の形態が把握できるということは、より確実な外科処置により治療の成果を上げることにつながってきます。
歯周病による骨の欠損の診断
歯周病によって破壊された骨の状態を診査します。