精密な根管治療を行うに当たり、複雑な根管全体の細菌駆除のために、マイクロスコープ(顕微鏡)を用いております。
通常の8~12倍の拡大率で治療を行うため、確認できる情報量が多く、細菌の駆除を確実に行うことができます。
一般的な日本の根管治療では、成功率はおよそ50%程度と言われておりますが、精密根管治療の場合、90%以上の成功率を誇っています。
アメリカでは1990年ごろからすでに普及が始まっており、現在では根管治療の専門教育にマイクロスコープの使用を義務づけるほど一般的な術式となっています。
日本の歯科医療は、ヨーロッパ、アメリカに比べ遅れていると言われますが、近年になり国内のマイクロスコープ普及率も上がってきているようです。
しかし、それでも全歯科医院のうち、わずか数%程度にしかマイクロスコープは存在していません。
当院では、より精密な治療をするため、いち早くこのマイクロスコープを導入、治療を行っております。